※コミックマーケット77の参加については、10月30日のこちらを参照。
そろそろ年末も見えてきたと言うことで、出版社も倉庫の肥やしになっている不良在庫の処分を始めたのか、押井守監督の映画「立喰師列伝」公開を記念して刊行された対談集「立喰師、かく語りき。」が絶版・品切れ扱いになった模様です……。出版に関わる者としては、商業誌であろうが同人誌であろうが人に読まれることなく、製本所で断裁処分にされることは痛恨の極みであったりします。まあ売れない本を出した版元や著者にも責任の一端はあるわけですが(汗)。
そういうわけなので、楽天ブックスで残り二冊となっていたのを会敵必殺とばかりに、一冊保護してみました。 「立喰師」は主に自らの能力(弁舌やパフォーマンス)を以て「無銭飲食」を働くアウトローのことで、その架空の存在を使って日本の戦後昭和史を押井守的な観点から映画化したのが「立喰師列伝」なのです(後にスピンオフである「真・女立喰師列伝」の公開)。その紹介・解説書として刊行されたのが本書なのですが映画のことは脇で、メインは押井監督と有識者との戦後日本の政治・社会・歴史・文化をネタにした対談だったりします。
・鈴木敏夫(スタジオジブリ・プロデューサー)
・笠井 潔(推理・SF作家)
・沖方 丁(マンガ原作者・アニメ脚本家)
錚々たる面々ですね。「立喰師列伝」と「KILLERS キラーズ」(.50 Woman)の作中で二度も押井監督に殺された鈴木Pとの毒舌バトルトークはかなり笑えます(笑)。12月19日に公開される押井監督の新作映画「ASSAULT GIRLS」(アサルトガールズ)の前に、ウォームアップとして如何でしょうか?







